健康な歯とは

歯科医療器具

 「歯並び」が悪いことを、医学的に「不正咬合」と言います。この「不成咬合」である歯並びの方は意外に多く、最も多いものとしては「乱ぐい歯」と呼ばれるものです。「正しい歯並び」を維持している人は少数派で、200人に1人程度の割合です。何も治療をせずに「正しい歯並び」を維持しているケースは、ほとんど無いのです。  従来、「歯の健康」と言えば、虫歯や歯周病のない状態を指していました。「歯並び」に関しては、さほど重要視されておらず、「矯正歯科」での治療は特別なものと考えられていました。  その後、医学の研究と進歩により「歯並び」が全身の健康に影響を与えることが判明しました。その結果、「正しい歯並び」の重要性が広く認められるようになったのです。  今日、「美しい歯並び」への要望と、全身の健康維持のために「矯正歯科」での治療を受ける方が増えてきました。今日の「矯正歯科」での治療は、審美的な理由だけにとどまらず、身体全体のバランスを維持するために治療を希望する方が増えてきているのです。

 「矯正歯科」での歯列矯正は、児童期に治療を始めるケースが大半を占めます。子供の場合、「矯正歯科」での初診は、6歳頃が最適だと言われています。乳歯と永久歯が混在している状態ですが、顎の骨の位置やずれ、大きさ等のあらゆる方面から総合的に判断し、矯正の時期を検討することが出来るからです。近年では、歯並びへの意識が高い家庭が増え、矯正歯科での治療を希望・検討するケースが増えています。  「歯列矯正は子供時期が最適だ」とはいえ、大人でも治療を受けることは可能です。基本的に、健康な歯茎を維持していれば、治療は可能なのです。実際に、「大人の矯正治療」が増加し、歯並びの重要性の高まりを感じることが出来ます。「正しい歯並び」であることは、様々な場面で利点と働き、社会人に必要な要素となっています。「美しい歯並び」の社会的認知度が高まり、更に「大人の矯正治療」が増加すると考えられています。